2020/12/08 09:54


松前漬は、その名の通り「松前藩」を由来とする。

昆布にスルメに数の子など、縁起物として数えられるような食材ばかりがゴロゴロと入った松前漬。

贅沢な印象もありますが、元々は地域の特産物を詰め込んだ、安価に作れる保存食としての存在だったようです。

現在はホタテやつぶ貝などの魚介をさらに加えたものや、キムチや唐辛子を合わせた辛い味のものなどもあり、人気を博している。


意外と簡単。自家製松前漬。

北海道の一部の方々を除けば、作ったことのある方の方が少ないだろう松前漬。

実はとっても簡単に作ることができる。

材料は以下の2点。



そう。昆布とスルメです。

昆布は最初から「きざみ昆布」として売られているものを使うのが便利。

特にこちらのがごめ昆布は、他の昆布以上の粘りと、高い健康成分が期待できる。

スルメもすでに適度な大きさに切り分けられているものが便利だが、このままでは太すぎるので、昆布との絡みをよくするため、ハサミで少し切り分けるのをオススメする。


材料2点をボウルなどの容器に入れたら、あとは醤油・酒・みりんなどを合わせた調味液を注ぐだけ。

あとは冷蔵庫で放置するだけ。

1週間もすると完全に馴染むのですが、その辺はお好みでということで。

お好みの具材を加えてオリジナル松前漬を作るのもいいですね。


年越しも近づき、松前漬などの商品も見かけることが多くなってまいりました。

今年はご家庭で、楽しみながら作ってみるのも良いかもしれませんね。